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ストレスの解消方法

2014年4月18日


 

こんにちは、バラ十字会日本本部の本庄です。

バラ十字会日本本部代表、本庄のポートレイト

東京板橋では、ソメイヨシノはもうすっかり散ってしまいましたが、かわりにハナミズキと八重桜が目を楽しませてくれています。

そちらはいかがでしょうか。

 

今日は、ストレスの解消方法について話したいと思います。

人は誰しも、身の回りの状況の変化、将来への不安、友人や身近な人との別れなど、精神的なストレスを避けることはできません。

さらにそれに加えて、現代人は大量の情報にさらされていて、それを処理する必要に迫られています。怒濤のように速い生活ペースが原因で、極度のストレスを感じている方が多くいます。

長い時間をかけて通勤し、職場では常時、最高のパフォーマンスを示し続けなければならない方もいらっしゃることでしょう。

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子育てや、子供の学校での問題、ご家族や近所との人間関係で苦しんでいる方も少なくありません。

 

テレビのスイッチをつければ、国内外の暗いニュースや悲惨な事故が伝わってきますし、コマーシャルには、あれこれのサプリメントや食品を摂らなければ健康が危ういというメッセージがあふれています。

 

以前、ある有名な漢方医の方と話をしたことがあるのですが、過度の精神的ストレスにさらされている人は、そのストレスを解消しようとして、4つのことに溺れる傾向があるのだそうです。

それは、「飲む、打つ、買う、食べる」だそうです。

つまり、過度にアルコールを摂取したり、ギャンブルにはまったり、健全でない性行動に走ったり、刺激の強い食物や大量の食事を摂ることになります。

こう考えると、現代人に特徴的な問題行動の多くは、まさにストレスを解消しようとする試みではないかと思われます。

そして、お財布が軽くなるだけならまだしも、人間関係や社会的な信頼や、心身の健康を損なってしまうことさえあります。

 

そこで、そんなことをしなくて済むように、神秘学(mysticism)の見地から、ストレス解消のためのヒントを探ってみることにしましょう。

このブログを定期的にチェックされている方には、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、バラ十字会の神秘学では、顕在意識のことを「オブジェクティブ・コンシャスネス」(客観的意識)と呼んでいます。また、潜在意識のことを「サブ・コンシャスネス」(下意識)と「コズミック・コンシャスネス」(宇宙意識)の2つに分けて考えています。

顕在意識を表す「オブジェクティブ」(objective)という言葉には、「目的に関する」とか、「対象に関する」という意味があります。つまり、目や耳などの五感から得た情報や、以前に作り上げた観念や、記憶や想像を材料にして、そのことについて考えたり判断したりするのが顕在意識です。

顕在意識とは対照的に、心の最も奥底にある「コズミック・コンシャスネス」(宇宙意識)は、ある対象についての意識ではありません。この場合の「宇宙」とは、「コスモス」(cosmos)というピュタゴラスが考え出した用語で、物質の世界と精神の世界のまるごと全体のことを指しています。宇宙のほかには何もないように、宇宙意識には対象がなく、それ自体に対する意識です。

また、宇宙意識は時間を超越した意識です。説明は長くなるので省略しますが、時間は顕在意識が作り出しているものだからです。

しかし実際には、人間に3つの意識があるわけではなく、本来あるのは宇宙意識のひとつだけであり、人体の働きによって、宇宙意識が3つの異なる表れ方をしているだけです。

それはちょうど、白い光がプリズムを通ると、7つの光に分かれるのとよく似ています。

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こういうわけで、人の心はそもそも宇宙意識なのであり、宇宙意識に近い働きを行なっているときが、心が最も自然に活動しているときだということができます。

 

ここに、ストレスの解消方法についての重要なヒントがあります。

具体的には、対象も時間も存在しない体験を、折々に自分に作り出してあげることが、ストレス解消のための有力な方法になります。

 

人は何か好きなことに夢中になっているとき、時間の存在も意識していませんし、自分と対象の区別も、自分と周囲の状況との分離も意識することがありません。

たとえば、私はバドミントンが趣味なのですが、夢中になってシャトルを打ち合っているときには、いつの間にか飛ぶように時間が過ぎています。そして、調子がとても良いときは、ラケットを握っていることすら意識しておらず、周囲の状況もラケットも自分も一体になっている感じがします。

 

このような、対象も時間も存在しない体験は、ちょっとした準備で手軽に作り出すことができます。

 

2つの方法をご紹介しますので、ストレスを解消したいと思ったときに試してみてください。

 

第1の方法では、あなたの好きな音楽を使います。

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どの分野の音楽でも良いのですが、できれば、音量の変化があまりない5分ほどの落ち着いた曲を選びます。そして、CDプレーヤーでも他の機器でも良いのですが、その曲を聴けるように準備をしておきます。

そして、誰にも邪魔されない、一人っきりになれる時間を確保してください。途中で妨げられると精神的なショックがあるからです。

準備ができたら、椅子に背筋を伸ばして座ります。6~7回深呼吸をして心を落ち着けたら、目を閉じて、リラックスしたまま音楽に耳を傾けてください。まるで宇宙のすべてがその音楽に満たされているかのように感じられるまで集中します。音楽があなたであり、あなたが音楽であるかのように、音楽と一体になってください。

音楽が終わったら、手を握ったり開いたりして気分転換をして日常に戻るようにしてください。

 

第2の方法ではロウソクを用います。

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この場合も、誰にも邪魔されない、一人っきりになれる時間を確保してください。部屋の明かりを薄暗くして、椅子に背筋を伸ばして座ります。

自分から2メートルほど離れたテーブルか机の上にロウソクを立てて火をつけます。6~7回深呼吸をして心を落ち着けたら、目を半眼(大きく開けた状態と閉じた状態の中間)にします。ロウソクをじっと見つめることはしないようにしてください。そうではなく、リラックスしながら、ぼ~っと見つめます。

そして、ロウソクがあなたであり、あなたがロウソクであるかのように、ロウソクと一体になってください。暗闇の中で、まるであなたが光と熱を発しているかのように感じてください。ロウソクであるあなたが宇宙であるかのような感じを味わってください。

3分ほど経ったら、集中を終わらせ、手を握ったり開いたりして気分転換をして、日常に戻るようにしてください。

暗いところにあるロウソクの光は、集中力を高めるために特に効果的です。しかし、この練習は目が疲れますので、長くても一回に5分を超えないようにして、再び行なうときには少なくとも数時間の間隔を空けてください。

 

いずれも、指示通りに実際に行っていただけると、ストレスを解消する高い効果を実感されることと思います。

この2つは、バラ十字会が提供している神秘学通信講座で紹介される、瞑想の準備となる実習です。この講座では、ストレスの解消だけでなく、さまざまな目的の瞑想を段階的に学ぶことができます。

 

いかがでしょうか。ご参考になりましたでしょうか。ストレスの解消に実際にご活用いただけましたら、心から嬉しく思います。

 

それでは、また。

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