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あなたが2歳だった頃に…

2014年4月25日


 

こんにちは、バラ十字会日本本部の本庄です。

バラ十字会日本本部代表、本庄のポートレイト

東京板橋では、木々の新緑と草花がそこここにあふれ、活発な春の命が感じられます。雨上がりの朝は特に、とてもさわやかです。

そちらはいかがでしょうか。

 

このブログに何を書いたら、あなたのお役に立てるだろうかと、ああでもないこうでもないと、この数日間ずっと考えていました。そして、数十年前に読んだ哲学の本のことをふと思い出したのです。

もう、作者も題名を思い出せないのですが、その本の冒頭では、早朝の野原に行くことが勧められていました。

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春のちょうど今ごろの時期の、陽が昇ったばかりの、まだ空気が冷たい野原を思い浮かべていただきたいのです。

柔らかい土を踏み、膝たけほどの草をそっと踏み分けながら、野原の中央へと歩いていきます。

朝露にまだ濡れている草の薫りのする空気を胸に吸い込みます。

東の低い空に白い太陽が輝いていますが、反対側の空には、深い青が少しだけ残っています。

日々の生活は始まっておらず、静けさの中に、小さな鳥たちのさえずりだけが響いています。

 

新鮮な緑にあふれ、咲き始めた花がそこここにある、まだ人の目に触れていない野原を、世界を初めて見るかのように見渡してください。

まるで、周囲の自然があなたにそっと秘密を語りかけてくるかのように、いつもより親しく感じられます。

 

このようなとき私たちは、小さなころにいつも感じていた、この世界に対する新鮮な驚きを取り戻せるのではないでしょうか。

 

2歳ころの子供は、誰もが好奇心を全身にみなぎらせて、なめらかに濡れた大きな瞳をあちこちに動かして、世界を見まわしています。

 

あなたが小さな子供だったときのことを思い出していただきたいのです。

理屈抜きに、この世界のあらゆるものが、不思議でいっぱいだったのではないでしょうか。

 

「神秘学」という言葉の中の神秘とは、このような不思議のことだと思っていただきたいのです。

そして、子供のころの好奇心を失っていないあなたが、自然界や人間、人生についての神秘を解き明かしたいと考えていらっしゃるならば、このブログが、少しでもそのお役に立てればと思っています。

 

20世紀の初めに活躍した有名な物理学者のアインシュタインは、次のような言葉を残しています。

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「私たちが体験できる最も美しく、最も深遠な思いは、ものごとを不思議に思う心である。それは真の科学のゆりかごとなる基本的な感情である。」

 

バラ十字会の学習や他の読書によって私が、神秘学やさまざまな思想について調べ始めてから、かれこれ35年が経ちました。

しかし、そうして得てきたわずかな知識よりも、子供のころに感じていたワクワクとするような思いのほうが、比べものにならないほど貴重だと、改めて思い至ったのです。

もし知識が、生きていることを直接肌で感じるような感覚のじゃまになってしまうとしたら、それが何の役に立つというのでしょうか。

 

あなたが、このゴールデンウィークにどこかにご旅行をされるとしたら、あるいはそうでなくても、ワクワクとした思い、不思議を感じとる感性を、ぜひこの機会にリフレッシュされてください。

 

このことが、真の科学だけでなく、真の哲学の基礎だと私は思います。

 

とりとめのない文章でしたが、少しでもあなたのご参考になれば、心から嬉しく思います。

 

それでは、また。

 

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