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異星人について

2015年1月30日


 

こんにちは。バラ十字会日本本部の本庄です。

バラ十字会日本本部代表、本庄のポートレイト

 

家の近くの中学校の校庭では、コブシの木のつぼみが膨らんできました。春を待ち構えているかのようです。

寒さも、もうひと辛抱ですね。

 

私事ですが、中学生の頃にSF小説に凝って、小松左京、アーサー・C・クラーク、ハイラインなどの作品を、ずいぶんと読んだ覚えがあります。このような小説でよく扱われるテーマのひとつにファースト・コンタクトがあります。

ご存じの方も多いと思いますが、ファースト・コンタクトとは、人類が異星人と最初に遭遇するという事件のことです。54歳になった今でも、地球外に生息しているかもしれない生き物のことを考えるとワクワクしますし、ファースト・コンタクトが実際に起きて欲しいと思うことが時々あります。

人類が異星人と遭遇するようなできごとが起きれば、政治や経済のシステムや神についての考え方がほんの少し違っただけで争ったり殺し合ったりする、人類の視野の狭さや愚かさが、少しは緩和されるのではないだろうかと想像するからです。

最近では、地球外生命についての調査も具体的になり、天文学や惑星科学を扱ったテレビ番組でよく取り上げられるようになりました。

太陽系外の恒星系のイメージ図

 

当会のフランス代表のセルジュ・ツーサンが自身のブログで異星人について書いていますので、以下に翻訳をご紹介させていただきたいと思います。

 

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バラ十字会AMORCフランス語圏本部代表セルジュ・ツーサンのブログ

記事「異星人について」

 

科学者の間でも、そうでない人たちの間でも、異星人、つまり地球以外の星に住む生命体が存在するのかどうかという疑問が注目を浴びています。

ご存じの通り、未確認飛行物体、いわゆるUFO(Unidentified Flying Object)の目撃証言が数え切れないほど報告されており、それは人類のテクノロジーをはるかに超えた宇宙船だとされていることも少なくありません。

これらを、宇宙に別の文明が存在する証拠であると見なす人もいる一方で、論理的で良識のある科学的解明がされない限り、このような目撃談は何の証拠にもならないという懐疑的な見方をする人もいます。

 

異星人がいるという科学的な証拠がひとつもないと想定することは、私には疑問に思えますが、仮にそうだとしても、常識的な考えを働かせるだけでも、その存在を認めるべき十分な根拠があるように私には思えます。

というのも、宇宙には約1千億もの銀河があり、ひとつひとつの銀河には、およそ1千億個もの恒星が存在することが分かっているからです。ですから、私たちの太陽系に似た恒星系が何百も、もしかしたら何千も存在していることは、ほぼ確実に思えます。

そうであれば、人間に似た生物が住む場所が、地球だけだと考えられるでしょうか。宇宙には私たち以外にも、“人類”が存在していて、私たちより進んだ人類もいれば、遅れた人類もいるということは、私には明らかに思えるのです。

 

ですから、問いかけるべき本当の疑問は、異星人がいるかどうかではなく、彼らが宇宙を飛行して、すでに地球に到着しているかどうかということではないでしょうか。

恒星と恒星との間の距離のことを考えるならば、そのためには、超高速で飛行できる宇宙船が必要です。別の恒星系から地球に達するためには、秒速30万キロである光速よりも、さらに速く移動する必要があると考えている科学者もいます。最速のロケットでさえ、時速3万キロであることを考えれば、それはあり得ない話に思えます。

しかし、ほんとうにそうなのでしょうか。私たちがまだ知らない未知の移動方法が存在するということも十分に考えられます。これらのことは、いずれ明らかになることでしょう。

ファースト・コンタクトの想像図

 

多くのバラ十字会員の方々と同じように私も、地球以外のどこかにも生命が存在することは明らかだと考えています。

なぜなら生命は、進化という宇宙の普遍的なプロセスを支える役割を果たしているからです。より具体的に言えば、生命があるからこそ、宇宙の魂(Universal Soul:普遍的ソウル)は進化することができ、秘められていた宇宙の魂の完全性が、少しずつ現実世界に現れていくのであり、このことは生き物を通して、なし遂げられるからです。

この目的から考えると、生命が地球だけに限って存在するということはあり得ません。仮にそうだとしたら、地球以外の宇宙は、何の目的も果たさないことになってしまいます。

普遍的な知性・エネルギー、あるいは、あらゆる活動の究極の原動力という意味での神について、アインシュタインは、「神はサイコロを振らないし、無意味なことはしない」と述べています。そうだとすれば、生命は宇宙のあらゆる所にあることになり、宇宙意識の乗り物としての役割を果たしていることになります。

 

異星人に関して、私が残念でならないのは、異星人をテーマにした本や映画の多くが、彼らのことを不格好で、醜く、恐れを呼び起こす姿にさえ描いていることです。その上、人類を滅ぼして地球を乗っ取ろうとたくらんでいる、悪意に満ちた侵略者とされている場合がほとんどです。

どうして、私たち人間が持っている、未知のものを排除しようとする傾向や、人間自体の攻撃性を、彼らに投射して、重ね合わせて考えてしまうのでしょう。

異星人のことを平和主義者であると考え、おそらく、多くのことを私たちに教えてくれると考える方が適切なのではないでしょうか。救世主を待ち望んでいる人たちがいますが、異星人は特に待っていなくても、いずれ人類の前に現れるように私には思われるのです。

 

バラ十字会AMORCフランス本部代表
セルジュ・ツーサン

著者セルジュ・ツーサンについて

1956年8月3日生まれ。ノルマンディー出身。バラ十字会AMORCフランス本部代表。多数の本と月間2万人の読者がいる人気ブログ(www.blog-rose-croix.fr)の著書であり、環境保護、動物愛護、人間尊重の精神の普及に力を尽している。本稿はそのブログからの一記事。

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いかがでしたでしょうか。興味深いとあなたにお感じいただける点が少しでもあったなら、心から嬉しく思います。

 

それでは、また。

 

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