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人生を変える3つの原則

2015年7月17日


 

こんにちは。バラ十字会日本本部の本庄です。

バラ十字会日本本部代表、本庄のポートレイト

 

東京板橋は、台風の影響も弱まってきたようで、空が少しずつ明るくなってきました。

そちらは、いかがでしょうか。被害などありませんでしょうか。

 

さて、私たちの多くは、特にご年配の方は、多かれ少なかれ、何らかの原則やスタイルと呼べるようなものに従って日々の生活を過ごしているように思います。

そして、そのような原則は、成功哲学と呼べるほど大げさなものではないとしても、長期的に見ると、生活の満足度や豊かさに影響しているようです。たとえば、ネガティブな思考よりもポジティブな思考をするように心がけるというようなことです。このような原則に従うことが、健康のためだけでなく、幸せな状況をもたらすためにも効力を発揮すると考えることには、それなりの根拠があります。

 

バラ十字哲学の見地から見ると、これらの原則の多くは、いわゆる〈宇宙〉の法則に沿って生きるということにあたります。

つまり、この世界には、大きな岩が除かれ整えられた道路のようなものがあり、そこから外れて歩くよりも、その道に沿って歩く方が、快適になることが多いのです。別の言い方をすれば、水の流れと同じ向きに、海や川を泳ぐことにも似ています。

森の中の道

 

人は自由な存在なので、あえて流れに逆らって泳ぐこともできますが、そうすると、より労力が必要とされるばかりか、水しぶきをひどく顔に受けたり、場合によっては出発点に戻されてしまうような、さまざまな不快や苦難を覚悟することが必要になります。

 

4年ほど前のことになりますが、バラ十字会の英国本部の代表であり、現在は世界総本部の副代表を務めているスベン・ヨハンセンが、自分の生き方の指針を雑誌記事の中で紹介していました。読んだとき、私はすぐにこの指針を自分も取り入れようと思いました。今回は、それをご紹介させていただきたいと思います。

▽ ▽ ▽

人生を与えられているという特権に感謝すること
Gratitude for the Privilege of Life

まず、私の心がけている指針は、人生に対する心からの感謝を意図的に自分の中に保ち続けることです。ご存じのように、私たちの人生には、良いことも悪いことも、楽しいことも不愉快なこともありますが、この指針は、そのすべてに感謝することを意味します。すべての経験には、自身にとって特別な意味があり、特定の教訓を伝えてくれているからです。

あらゆるできごとが、さまざまな教訓を与えてくれています。ですから、どれほど苦痛に満ちているとしても、それは人生にとって逃れることができない要素であるということを、心穏やかに受け入れれば、私たちの内面の進歩は、より急速で、より徹底したものになります。

 

さらに、私たちが生きているこの地球は、息を呑むほど美しい星です。このような美しい星で人生を体験する機会を得ているということは、何と貴重なことでしょうか。

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人生そのものに対する畏敬の念、これが私の個人的な哲学の根本にある信条です。一方、感謝に満ちた心境でいることが私にとって容易であるのは、自分には激しい肉体的な苦痛もなく、ひどい体の障害や貧しさに苦しんでいるわけでもないことが理由なのを、私は十分に承知しています。

しかし、苦難の時であっても、私に与えられ私が経験している、たった一度のこの人生において、すべてを受け入れる心と感謝と畏敬の念を自分が保ち続けていられることを、私は心から願っています。

 

決して怒らないということ
Never to Take Offence

私が実践している2つ目のルールは、どのような状況であっても、何ごとに対しても、怒りを避けるように心がけるということです。

もし私たちが自分自身にほんとうに正直であったとしたら、次のことをすぐに理解することでしょう。つまり、私たちが生きていて出くわす悩みや不快な思いの大部分は、まさに、過去にさまざまなことに傷ついたり怒ったりしたときにしてしまった思考や発言や行ないが原因になっているということです。

私たちは、自分が次のように言うのを何度も聞いたことがあることでしょう。「よくもまあ、そんなことが言えるね」、「もうちょっと、ましな扱いをしてくれてもいいんじゃない」、「私にそんな言い方をするなんて、いったい何様」。もちろん私も、何度も何度もこのように言い、毎回毎回後悔してきました。

 

自分が考え、口に出し、行なうすべてのことの動機が何なのか、正しく見極めるように努めることが必要です。そうすることで、自分の動機が必ずしも、降ったばかりの雪のように純粋なものではないことに、すぐに気づきます。この注意深さが身についていなければ、自分が怒りだしたときに、それをはっきりと自覚することができず、怒りという歪んだ心の状態が引き起こす悪い影響を避けることができません。

一度怒りだしてしまったならば、私たちにできる「正しい行ない」はただひとつだけです。それは、できるだけ落ち着いて、謙虚になり、その状況から抜け出して元の状態に戻り、怒りが引き起こしてしまった悪影響を打ち消すような行動を十分に行なうことです。たとえその悪影響が、相手を心の中でおとしめて、相対的に自分の自尊心を膨らませることだけであったとしても、そうするべきです。

怒りを避けるということは、習慣として自動的にできるようにならなければなりませんし、明るい気持ちで行なうべきです。そして、怒りを押さえつけるのではなく、真に心の底から、その怒りに含まれている過ちを認めなければなりません。

 

すべての行いを、少なくとも部分的には、他の人のために行なう
Every act must, at least partially, be for others…

私のお伝えしたいと思う最後の指針は、次のことです。すべての重要な行いは、少なくとも部分的には、他の人の利益のためであるようにして、完全に自分のためだけに行なわないように最善を尽くすということです。

これは少しばかり行き過ぎた理想主義だとお感じになるかもしれません。しかし、他の人との協力や交流が幸せのために欠かせない社会に、私たちは住んでいるのではないでしょうか。いかなる人も自分ひとりで独立して生きていけるわけではなく、いつでも自分のためだけに生きることはできません。

 

バラ十字会員の多くは、「アムラの法則」と呼ばれる行動の指針を理解しています。耳慣れない言葉だと思いますが、この法則はお礼という慣習によく似ています。それは、自分が手に入れたあらゆる幸せは、無条件に、いかなる見返りも求めず、喜んで、少なくともその一部を他の人に分け与えるということです。

この法則は、私たちの人生において、重力の法則と同じくらい確実に作用しています。あなたが幸せを他の人に分け与えると、あなたの幸せはさらに確かなものになります。幸せを自分のものだけにとどめておくと、その幸せはいつか確実に終わってしまうことになります。

 

以上のことが、私が人生の基礎としている指針です。今までの人生の半分以上の期間、私はバラ十字会員でした。そして、教えられてきた生き方の原則を集め、その中から、今までご紹介してきた内容を選びました。これらが、あなたの今後の人生に役立つことを心から願っています。

△ △ △

 

いかがでしたでしょうか。ご参考になる点が少しでもあったと、あなたにもお感じいただけたならば、とても嬉しく思います。

それでは、また。

 

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