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宇宙という名の楽器(その3)

2017年2月17日


 

こんにちは。バラ十字会の本庄です。

バラ十字会日本本部代表、本庄のポートレイト

 

東京板橋は、朝からとても温かくなっています。厚手のジャケットとマフラーを着て家を出てしまったので、歩いていて汗ばむほどでした。

風が、かなり強く吹いていました。幸いなことに、私の髪型が乱れる心配はないのですが…(笑うところです)

春一番ですね。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

山形にお住まいの当会の理事の方が寄稿してくださった、世界の音楽についての記事の第3回をお届けします。

 

第1回と第2回は以下のリンクをクリックして読むことができます。

宇宙という名の楽器(その1)

宇宙という名の楽器(その2)

▽ ▽ ▽

『宇宙という名の楽器』(その3)

バラ十字会日本本部AMORC 理事 山下勝悦

バラ十字会日本本部AMORC 理事 山下勝悦

 

それでは次にアメリカに行ってみましょう。

アメリカを代表する音楽、ジャズで使われる音階にブルーノートスケールと呼ばれるものがあります。最後はこの話で締めくくりましょう。

ここで皆さまにご理解とご了承を願いたいことがございます。文中に差別用語と思われがちな言葉や文章が出てまいりますが、当方には一切そのような意図はございません。歴史を語る必要上のことですのでご理解をお願いします。

 

その昔、奴隷としてアフリカから連れて来られた黒人たちは太鼓を叩くことを禁じられました(ニューオーリンズだけは例外だったとか…この話は別の機会に)。

禁止された理由は太鼓を叩くことにより意気高揚し、反乱を起こす危険を避けるため、さらに、太鼓の音を使って会話する、いわゆるトーキングドラムを禁止するためだったと言われています。

では、どうやって太鼓で会話が可能なのでしょうか? その答えはアフリカ特有の言語にあります。アフリカの言語は同じ言葉でも音の高低で意味が違ってきます。このことを利用し太鼓の音を使って会話するのです。これがトーキングドラムです。

トムトムを叩く手

 

同じような理由で唄うことも禁止されました。ただし、教会で賛美歌を唄うことだけは許されました(太鼓を叩けないことのストレスを発散するためとも言われています)。

このとき、思いがけないことが起こりました。ときおり、伴奏のオルガンの音程と黒人の歌声の音程がズレるのです。どうやらミとソとシの音をわずかですが音程を下げて唄っているようです(きっちり半音ではなく)。

これが後に西洋12音階に組み込まれブルーノートスケールとなりました。しかし、なぜ特定の音を下げて唄うのでしょうか?

 

これも言語に関連しています。

わかりやすい例で説明しましょう。フランス語をゆっくりと話すとシャンソンになり、イタリア語はカンツォーネになる(これは様々な言語にあてはまります)と言われています。

加えて私ごとですが、アフリカのセネガルの言葉を聞く機会がありました。驚きました。感激しました。普通の話し言葉が歌を歌っているかの様に聞こえるのです。一級品のジャズボーカルを聞いている様でした。

 

つまり、人は唄うように語り、語るように唄っているのです。ちなみに日本語の響きを外国の方々は東洋の神秘と表現するのだとか……

 

話の内容がテーマから外れてしまったようです、修正して結論に行きましょう。人間とは宇宙と云う名の楽器の相対物なのです。しかし、人間が音楽を表現するとき、肉体身体というフィルターを通ることになります。

この時点で宇宙の音楽は様々なジャンルの音楽に変換(変化)されるのです(と、私は考えています)。本当に音楽とは楽しくもあり、不思議なものです。

 

話しが長くなってしまいました。最後は私の大好きなこの言葉で締めさせていただきます。

『音楽は平和の象徴、音楽ある所に平和あり。又、そうでなければならない。』

私の中学時代の恩師の言葉です。

 

△ △ △

いかがでしたでしょうか。

ブラジル音楽のボサノヴァは、(ポルトガル語で)「恋人に語りかけるように歌う」と、『題名のない音楽会』で歌手の小野リサさんが話していたのを思い出しました。

 

さて来週は、米国でブームになり、多くの企業の社員研修に取り入れられている瞑想の具体的なやり方についてお話ししたいと思います。

では、また。

 

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