こんにちは。バラ十字会の本庄です。
東京板橋ではこの数日、暑い日が続きました。梅雨がまだ来ていないにもかかわらず、本格的な夏が少し顔を見せたかのようです。
いかがお過ごしでしょうか。
このブログでは、当会のフランス代表が自身の人気のブログに掲載した記事を、折々に翻訳して紹介させていただいていますが、今回はちょっと趣向を変えて、このブログに載っていた神秘学(mysticism:神秘哲学)と秘伝思想(esotericism)についてのクイズをご紹介しようと思います。
全部で20問あります。解答を後ろに付け加えました。フランスのブログの読者の今までの平均では、正答率は61%だとのことです。
どうぞ、お楽しみください。
▽ ▽ ▽

1. 古代ギリシャの哲学者で、アトランティスについて本に書いているのは誰でしょう
A:プラトン B:アナクサゴラス C:ヘラクレイトス
2.錬金術に特に関連の深い元素はどれでしょう
A:酸素 B:水銀 C:ケイ素
3.テンプル騎士団の創設者は誰でしょう
A:ジャック・ド・モレー B:ユーグ・ド・パイヤン C:クレルヴォーのベルナルドゥス
4.次の哲学者のうち、バラ十字会員であったという推測があるのは誰でしょう
A:イマヌエル・カント B:フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ C:ルネ・デカルト
5.〈生命の樹〉で胸に対応するとされているのは、どのセフィロトでしょう。
A:ケセド B:ティファレト C:ビナー

6.エッセネ派の人たちが住んでいたのは、どの国でしょう
A:アラビア B:インド C:イスラエル
7.『新しい人間』という本を書いたのは誰でしょう
A:ルイ・クロード・ド・サンマルタン B:ヤーコプ・ベーメ C:フランシス・ベーコン
8.アトランティス大陸の一部であったという言い伝えがある群島はどれでしょう
A:モルディブ B:アゾレス諸島 C:ソシエテ諸島
9.薔薇十字団が最初に宣言書(マニフェスト)を発行したのはいつでしょう
A:1714年 B:1614年 C:1514年
10.エジプトで最も高いピラミッドは誰のものとされているでしょうか
A:メンカウラー王 B:カフラー王 C:クフ王
11.錬金術で赤を意味するラテン語はどれでしょう
A:ルベド B:アルベド C:ニグレド
12.テンプル騎士団の旗に用いられていた印はどれでしょう
A:末広十字 B:ラテン十字 C:バラ十字
13.リュケイオンの学園を創設したのは誰でしょう
A:ミレトスのタレス B:アリストテレス C:ソクラテス
14.「バラ十字団のファンファーレ」を作曲したのは誰でしょう
A:クロード・ドビュッシー B:エリック・サティ C:ガブリエル・フォーレ
15.バフォメットを崇拝しているとされた人々はどれでしょう
A:テンプル騎士団 B:テラペウタイ派 C:エッセネ派
16.女性ファラオとして古代エジプトを統治したのは誰でしょう
A:ハトシェプスト B:ネフェルティティ C:ネフェルタリ
17.古代エジプトで知恵を司る神とされたのはどれでしょう
A:オシリス B:トート C:ハピ
18.ピタゴラスの師であったのは誰でしょう
A:ソクラテス B:ミレトスのタレス C:プラトン
19.二人の騎士が一頭の馬に乗る紋章を用いていた騎士団はどれでしょう
A:マルタ騎士団 B:テンプル騎士団 C:ドイツ騎士団

20.カタリ派最後の砦はどこにあったでしょう
A:モンセギュール B:シュノンソー C:シャンボール
* * *
答え
1-A.古代ギリシャの哲学者プラトンが、アトランティスについて本に書いています
2-B.水銀は錬金術に特に関連の深い元素です
3―B.ユーグ・ド・パイヤンがテンプル騎士団を創設しました
4―C.ルネ・デカルトにはバラ十字会員であったという推測があります
5―B.〈生命の樹〉(カバラの樹)で、胸に対応するとされているセフィロトはティファレト(Tipheret)です
6―C.エッセネ派の人たちは、イスラエルに住んでいたことがあります
7-A.『新しい人間』を書いたのはルイ・クロード・ド・サンマルタンです
8―B.アゾレス諸島には、アトランティス大陸の一部であったという言い伝えがあります
9―B.薔薇十字団は、1614年に最初に宣言書を発行しました
10―C.エジプトで最も高いピラミッドはクフ王(Cheops)のものとされています
11-A.錬金術で赤を意味するラテン語は「ルベド」(rubedo)です。
12-A.テンプル騎士団の旗には末広十字(cross pattee:クロスパティー)が用いられていました。
13―B.リュケイオンの学園はアリストテレスによって創設されました
14―B.「バラ十字団のファンファーレ」はエリック・サティによって作曲されました
15-A.テンプル騎士団の人々は、バフォメットを崇拝しているという説がありました
16-A.ハトシェプストは女性ファラオとして古代エジプトを統治しました
17―B.古代エジプトでトートは知恵を司る神とされました
18―B.ミレトスのタレスがピタゴラスの師でした
19―B.テンプル騎士団は二人の騎士が一頭の馬に乗る紋章を用いていました
20-A.カタリ派最後の砦はモンセギュールにありました
著者(出題者)セルジュ・ツーサンについて
1956年8月3日生まれ。ノルマンディー出身。バラ十字会AMORCフランス本部代表。
多数の本と月間2万人の読者がいる人気ブログ(www.blog-rose-croix.fr)の著者であり、環境保護、動物愛護、人間尊重の精神の普及に力を尽している。
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ふたたび本庄です。
いかがでしたでしょうか。クイズはこのブログで初めての試みでした。楽しんでいただけましたら、フェイスブックやツイッターの投稿へのコメントなど、何らかの方法でお知らせくだされば嬉しく思います。
多くの方々に楽しんでいただけたようであれば、第2集、第3集がありますので、いずれご紹介させていただきたいと思います。
このクイズの問いの多くは、当会の通信講座の本科課程や専門課程で扱われている内容の一部に関連しています。
興味を感じられたいくつかの事柄について、インターネットで検索なさってはみてはいかがでしょうか。神秘学と秘伝思想が、世界の歴史のあらゆる時代に関わっていることが感じられると思います。
下記は、前回のセルジュ・ツーサンの記事です
「知を求める人たちへの公開書簡」(その3)
では、今日はこのあたりで。
また、よろしくお付き合いください。
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