人生の後半をどう生きるか
バラ十字会の神秘学通信講座

世界87ヵ国で開講

バラ十字会は、宗教や政治のいかなる組織からも独立した歴史ある会員制の哲学団体です

50代のあなたは、こうお感じではないでしょうか

「おそらく私の人生は、折り返し地点を過ぎたことだろう。今の仕事からの引退がそろそろ視野に入ってきた。その後の日々を、何を目的にして、どのように過ごすのが良いだろうか。」

学生生活を終えて社会に出たときが人生第一の転機だとすれば、多くの人にとって50代は第二の転機だと言えるかもしれません。

就職して以来、紆余曲折はあったことでしょうが、あなたはお仕事で充実した日々を過ごしてきたのではないでしょうか。そして、これからは別の形で充実を求めるということが、あなたの目標になるのかもしれません。

思い浮かべてください

縁起でもないと思われるかもしれませんが、今日があなたの人生の最後の日だとします。

あなたは、お世話になった人、支えてくれた人への感謝の思いとともに、これまでの人生、特に晩年のできごとを振り返っています。あなたはどのような人間関係を築き、どのように暮らし、何を大切だと考え、何を経験してきたでしょうか。

それがもしそれが、最後の日の自分にとって納得のいくものであったなら、それは、心穏やかな一日になることでしょう。しかしもし仮にそうでなかったとしたら、後悔は苦いものになるのではないでしょうか。

ですから今日を、後悔のない後半の人生を築くためのスタートの日にしてはいかがでしょうか

広い選択肢

もしお子様が独立され、老後の資金や介護の状況に不安がないとしたら、きっと広い範囲の選択肢があなたに開かれていることでしょう

趣味に没頭することもできますし、ハイキングや旅行やスポーツに生きがいを見いだすこともできます。読書などで知的好奇心を満たすことを生活の中心にすることもできますし、小説を書いたり、後進の指導に携わったり、大学に再入学したりすることさえ視野に入ってくるかもしれません。

また、これまでのご経験やなし遂げたことと今後の暮らし方に、何らかの関連や一貫性を求めたいという思いがおありではないでしょうか。

これらのことを考えると、今後の日々の生き方を決めることは、決して単純なことではありません。

納得できる今後の生き方をはっきりさせる

では、納得のいく過ごし方をするためには、どのようにしたら良いでしょうか。まずは、自分の心の声に耳を傾けてみましょう。自分の生き方に納得するのは自分の心ですから、あたり前のことを言っていると思われるかもしれません。

しかし、ここに第一の問題があります。心理学でよく知られていることですが、自分の心の本当の声を聞くのはそれほど簡単なことではありません。それは人の心が、表層(表面的な部分)と深層(本来的な部分)に分かれているからです。

心の表層には、最近見たこと、感じたこと、考えたこと、思い出したことなどが多数、整理されないままに散らばっています。それはまるで、おもちゃ箱をひっくり返した子どもの部屋のようなものです。

それに対して、自分の本当の望みは、心の深層から発せられる声にあたります。そのため多くの場合に、表層の雑音によって妨げられてしまいます。

心の雑音を静める

ですから、心の表層にある不用な雑音、特に、とりとめのない考えを静めることが、これから目指す生き方を明確にするために重要になります。

心の表層の働き、特に不用な考えを静め、できるだけ澄み切った状態にするテクニックとして「瞑想」が知られています。以前は瞑想というと、特定の宗教との関連でイメージされることが多かったのですが、今やとても一般的になり、企業の研修でも趣味の講座でも広く取り上げられるようになりました。

瞑想によって自分の心の本当の声をクリアに聞ける状態を作り出すことで、あなたがどちらに進むか、何を選ぶかを明確にすることができます。

フランスのノルマンディにあるオモンヴィル城には、当会のフランス本部と研究機関のバラ十字国際大学があります

どう生きていくかという方針を立てるのに役立つ知識は

第二の方法として、あなたは過去の哲学者の意見を参考にすることができます。哲学(philosophy)というと何か堅苦しいものを考えてしまいがちですが、それは本来、「知」(sophia)を「愛すること」(philo-)を意味しています。そしてこの場合の「知」とは、漠然とした全般的な知識ではなく、「どう生きるか」という方針を立てるのに役立つ知識のことを指します。

さらに哲学者の中でも、「神秘家」と呼ばれる人に注目するのがお勧めです。神秘家とは「人生の神秘」を探究している人を意味し、人生の神秘を探究することは「神秘学」(mysticism)もしくは「神秘哲学」と呼ばれています。

あなたの人生にある一貫したテーマ

あなたは、人生に何か不思議な、秘められた謎があると感じたことはありませんでしょうか

たとえば、お風呂に入っていたり、夢を見ていたときに、突然アイデアが天から降ってきて、それによって悩んでいた問題が解決したとかです。

あるいは、言葉にするのは難しいけれども、あなたの人生には何か一貫したテーマのようなものがあり、使命とまでは言えないとしても、それに導かれていると感じられる体験をしたとかです。

過去の神秘家について、そして神秘学の伝統的なテクニックを学ぶことによって、このような体験を理解したり、望むならば、さらにこの体験を推し進めることができます。

人類はこのような「知」を長い歴史の間に積み上げてきました。しかし20世紀以降、残念なことにこの「知」が顧みられ重視されることが、少なくなってしまっています。

米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館
米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館は、毎年10万人以上が訪れる人気の観光スポットです。また、子ども向けの考古学のイベントを開催して、地元の教育に貢献しています

「人生を支配する」(Mastery of Life)

ご提案があります。一人になれる時間を、週に一回45分ほど確保して、人生そのものについて学び、自分の生き方を再検討します。

学習と熟考のこの時間は、あなたにとって、人生の目的と意義を再確認することに役立つだけでなく、心の大切なリフレッシュ・タイムにもなることでしょう。

この時間のガイド役として、当会の神秘学通信講座を選んでください。

この講座には、米国で開講した約100年前から「人生を支配する」という題が付けられてきました。英語では「Mastery of Life」であり、人生について深く理解し、生き方の達人になることを意味しています。

この講座では一ヵ月に4冊の教本を受け取ります。一冊ずつ、できれば曜日を決めてお読みください。教本は、ゆっくり読んでも20分ほどで読み終えることができるもので、それほど長いものではありません。

この教本では、まず、心の階層構造について学び、瞑想の具体的なテクニックを知ることができます。また、瞑想に上達するためにはどのような実習を行ったら良いかがわかります。

それらの実習に週2~3回取り組むことによって、あなたは自分自身の心の奥の真の声を聞くことが容易にできるようになり、迷いや後悔の少ない選択をすることができます。

バラ十字会AMORCの創設100周年にあたる2015年には、米国のオバマ元大統領からお祝いの手紙が届けられました

古代から現代までの哲学者と神秘家の考え

また教本には、古代から現代までの哲学者、特に神秘家の考えが、偏りなく体系的にまとめられています

それらを学び、それについて考えることで、生き方に対する自分の方針をより確かなものにし、また必要なときには軌道修正をすることができます。

しかし、この当会の教育コースをあまりお勧めできないタイプの方々がいます。

ひとつは、読んだり聞いたりしたことを、そのまますぐに受け入れてしまう方です。当会の学習は自由に考えるための材料であり、ある考え方をあなたに押しつけることを意図していません。

日本で約50年の学習局の経験から言っても、ほとんど考えずにただ受け入れるタイプの方は、自身の確かな方向を定めることができないようです。

この通信講座をお勧めできない、もうひとつのタイプの人とは、世の常識に強くとらわれていて、新しい見方、新しい考え方を検討することさえしない方です。このような方には、残念ながら当会の教育コースがお役に立つことはできません。

当会の会員の中でも特に有名な人に、フランスのシャンソン歌手のエディット・ピアフ、ロシアの画家ニコライ・リョーリフ、フランスの秘伝哲学の研究家セルジュ・ユタンがいます。上の写真はエディット・ピアフの入会申込書です

無料体験のご案内

この2つのタイプでない方々のために、当会の神秘学通信講座の1ヵ月目の教材を無料で体験できるように用意しました。

ご希望なさる方は、下記の青色の「無料体験はこちら」と書かれたボタンを押してお申し込みください。

2ヵ月目以降の教材は有料(月額3,360円)ですが、学習の継続のお申し込みをしなければ、費用は一切かかりません。

どうか今日を、後悔のない今後の生き方を築くためのスタートの日にしてください。

バラ十字会の神秘学通信講座の1ヵ月目の教材
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