投稿日: 2024/07/10

以下の記事は、バラ十字会日本本部の季刊雑誌『バラのこころ』の記事を、インターネット上に再掲載したものです。

※ バラ十字会は、宗教や政治のいかなる組織からも独立した歴史ある会員制の哲学団体です。

区切り

ヒヒのミイラの模造- バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
Baboon – RC 2213

ヒヒのミイラの模造
ヒヒのミイラの模造

古代エジプトで、トキとヒヒはトート神の使いであるとされ、神聖な動物だと考えられていました。トート神は、学問の神であるとともに、文字の発明者、言語の創造者、書記者の守護者かつ後援者であるとされており、しばしば優しい顔をしたヒヒの頭を持つ人間の姿で表されていました。

この遺物はヒヒの遺体から作られたものではありません。X線撮影の結果、陶器製の壺の周囲にヒヒの形が作られていることが判明しました。

極めて珍しいヒヒのミイラのこの模造は、エジプト北部のサッカラで発掘されたもので、トート神を祀る神殿の近くの巨大な網目状の地下回廊で発見されました。そこでは、トキ、ハヤブサや他の猛禽類の形をしたミイラも発見されています。このミイラの模造が発見された地下回廊の石積みの石灰岩の壁には、それらを収めるためのくぼみが設けられていました。

ヒヒのミイラを神殿に奉納することも、その模造を奉納することも同等のことであると考えられていたのだと思われます。

第26 王朝からプトレマイオス朝時代(紀元前525-30 年頃)、亜麻布、陶器、木片、52cm x 25cm

X線画像
X線画像

当会は神秘学の源流が古代エジプトにあると考え、その研究に注力しています。研究拠点のひとつ、米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館は、毎年10万人以上が訪れる人気の観光スポットであり、子供向けの考古学のイベントを開催して、地元の教育にも貢献しています。

古代エジプト博物館
古代エジプト博物館

体験教材を無料で進呈中!
バラ十字会の神秘学通信講座を
1ヵ月間体験できます

無料で届く3冊の教本には以下の内容が含まれています

当会の通信講座の教材
第1号

第1号:内面の進歩を加速する神秘学とは、人生の神秘を実感する5つの実習
第2号:人間にある2つの性質とバラ十字の象徴、あなたに伝えられる知識はどのように蓄積されたか
第3号:学習の4つの課程とその詳細な内容、古代の神秘学派、当会の研究陣について

無料体験のご案内ご入会申込