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想像について

2020年10月30日


 

こんにちは。バラ十字会の本庄です。

とうとう10月も明日で終わりですね。秋も深まり、トンボが飛んでいます。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

昨日、当会のフランス代表が自身のブログに、私たちの想像や思いが持つ力についての文章を投稿していますので、ご紹介します。

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記事:「想像について」

バラ十字会AMORCフランス語圏本部代表セルジュ・ツーサン

バラ十字会AMORCフランス語圏本部代表セルジュ・ツーサン

 

想像とは、五感を通して以前に知覚したことのある事物や、心の中で発案したものを組み合わせて、精神内にイメージを作り出す能力です。この能力を用いて、日常の現実を抜け出して、想像の世界がひとりでに展開していくのを楽しんだことが誰にもあるのではないでしょうか。

私たちはこのような空想によって心身の緊張を緩めることができ、楽しいひとときを過ごすことができます。この点から考えると、想像や空想は夢と同じように、その効用に本人が気づいていない場合もありますが、心理的なバランスを保つために欠かせないものであると考えられます。

夢の中の輝く草むらと蝶

 

想像力

想像の効用は、楽しい空想として用いられてひととき日常を忘れさせてくれることだけではありません。自分が夢見ていることを現実にするために、想像を用いることができます。

どのようにしたら、それを実現できるのでしょうか。そのためには、実現したいと思っている望みや成功させたいと考えている計画が成し遂げられたイメージを精神内に作り出すことと、それと同時にそのイメージを支援として用いて、具体的に行動することが必要とされます。

このようなテクニックは創造的視覚化(ビジュアリゼーション)と呼ばれ、当会の通信講座で学習している大部分の人がよく知っていて、自分のためにも他の人のためにも日常的に活用しています。

 

バラ十字会AMORCの教材で扱われている視覚化の練習方法と活用のテクニックがどのようなものであるかを、この短い文章で正確に説明することはできませんが、このテクニックの根本にあるのは「思考には創造力がある」という事実です。

このテクニックが適切に用いられると、「思念体」(thought-form)と呼ばれるものが形成されます。その名が示しているように思念体とは、思考によって心の世界に作り出されるある状態です。

この原理を納得することは常識的には難しいと感じる人もいますが、実地に適用すると、自分の人生を期待している状態に近づけるという確かな効果を実感することができます。

子供と夢(イメージ)

 

想像にある創造的な力

宇宙は、現在知られているような実体になる前には、いわば非物質的な存在であったと考えられます。天体物理学者によれば、ビッグ・バンという約138億年前に起きた巨大な爆発の結果、宇宙は存在するようになりました。

無数に多くの恒星や惑星や星間物質からなる宇宙が存在するようになる以前に、宇宙は「神の精神内に形成された想像」であったという、古代の言い伝えがあります。また、「神は人を自分に似せて創造した」という言い伝えもあります。

この2つのことから、私たち人間の精神にも創造力があるということが納得されるのではないでしょうか。

宇宙(イメージ)

 

想像には創造的な力がありますが、同じことが予測にも言えます。私たちは予測という能力によって、自分が未来に行ったところを思い浮かべ、中長期的に何が起きるのかを見定めることができます。さまざまな時代にさまざまな分野で、未来がどのようになるかを予測した人がいます。

中でも特に印象的な例として、イタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチとフランスの小説家ジュール・ヴェルヌを挙げることができます。彼らは当時存在していなかった機械や道具(飛行機、潜水艦、潜水具、パラシュート、ヘリコプター)を描写しており、その多くが、現在実現しているものととてもよく似ていたり、そっくり同じだったりします。

このような人たちのことを考えると興味深い疑問が湧いてきます。彼らの想像が思念体として後に実現されたのでしょうか。それとも、彼らは自分の心を未来に延長して未来の光景を見たのでしょうか。もし後者だとしたら、それは予言と呼ばれるものに似ているのかもしれません。

レオナルド・ダ・ビンチのスケッチ(イメージ)

 

著者セルジュ・ツーサンについて

1956年8月3日生まれ。ノルマンディー出身。バラ十字会AMORCフランス本部代表。

多数の本と月間2万人の読者がいる人気ブログ(www.blog-rose-croix.fr)の著者であり、環境保護、動物愛護、人間尊重の精神の普及に力を尽している。

△ △ △

ふたたび本庄です。

 

私たちの思考には創造的な力があるという部分を読んで、思ったことがあります。

 

国内や海外のニュースを見て、さまざまな現実を目の当たりにすると、気持ちが暗くなってしまうことが皆さんにもあるのではないでしょうか。

たとえば、日本などの経済的に豊かな国では食料が大量に無駄にされている一方で、貧しい国々では多くの子供が毎日飢餓で亡くなっています。

大規模な生態系の破壊と地球温暖化が進んでいるにもかかわらず、その対策についての国際的な合意は遅々としか進んでいません。

そこからは何も建設的なことが生じないと分かっているのに、軍備の拡張や兵器の開発に多大な資金と人的リソースが注ぎ込まれています。

 

しかし、現代のこのような惨憺たる状況の中にあっても、私たちは人類の明るい未来を想像するべきだと思います。なぜなら、今回セルジュ・ツーサンが指摘していたように、前向きな想像にはそれ自体の実現をもたらす力があるからです。

私も習慣にしているのですが、どうか皆さんも人類の明るい未来を定期的に想像し、思い浮かべてください。そしてほんの小さなことでも、何かできることをしてください。

 

下記は前回のセルジュ・ツーサンの記事です。

記事:『つぐないについて

 

では、今日はこのあたりで。

また、よろしくお付き合いください。

 

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