公式ブログ

夏の思い出

2022年1月14日


こんにちは。バラ十字会の本庄です。

今日1月14日は、愛と希望と勇気の日だとのことです。その由来は、1958年に南極昭和基地にやむを得ず置き去りにされた樺太犬のタロとジロが、翌年の1月14日に生きて見つかったことだそうです。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

山形県に住んでいる三度の飯よりもお祭りが好きだという私の友人から、半年前の夏の思い出についての寄稿が届きました。寒い冬は夏が恋しいですね。

▽ ▽ ▽

記事:『夏の思い出』

バラ十字会日本本部AMORC 理事 山下勝悦

バラ十字会日本本部AMORC 理事 山下 勝悦

 

令和三年、夏のある日の朝のことです。居間の壁の隅に黒いゴミが付いているのを見つけました。

よく見ると、胴まわりが小豆粒よりチョット大きいかなと思えるほどの体つきの蜘蛛でした。

どこから入ってきたのでしょうか?

我が家では夏になりますといろんな小さな虫が入ってきます。

それでも、この大きさの蜘蛛が入ってきたのは初めてです。ちょっと驚きました。そのときはすぐにお引き取りをと思ったのですが……

蜘蛛のイラスト

 

ふと考えました。私らに害を加える訳でもあるまいし、そのまま居させてやろう…と。

うまいことに、場所はテレビ台の裏側です、ここでしたら家族に見つかることもないでしょう。

ひとつ気になったのは食べ物ですが、我が家には小さな虫が毎日入ってきます。そういうことで、自分の食い物は己の裁量で何とかしろ…と(笑)

 

しかし、最初の頃はこの判断で良かったのだろうかと思い悩みました。

ところが、日が経つにつれ、そこに蜘蛛がいるのが当たり前のように思えてきました(笑)。

その後は毎朝「お~い元気か~!?。長生きするんだよ~!!」と声をかけることにしました。

当然のことですが、返事は『……』です(笑)。

それでも、私は蜘蛛がいてくれているだけで何かほっこりするものを感じるようになってきました。

 

毎日顔を合わせていますと蜘蛛でも可愛く思えてくるものです(笑)。

幸いなことにウチのカミサンには見つかっていないようです。

さらに食料の調達、いわゆる虫の捕獲はうまくいっている様子でした。

 

それから何日後だったでしょうか、涼しくなり始めたある朝のことです。

声を掛けようとしましたら、蜘蛛さんは壁ではなく床の上に……

私はそっと手にとり、裏庭に運び、柔らかな土の上に置き、別れの言葉を掛けてあげました。

『ほら、ここで土に還るんだよ。生まれ変わったらまたおいで、待ってるからね……』。

 

今でもときおり、無意識のうちに壁の隅に目が行ってしまいます。

そのたびに心がチョット寂しくなります。

ちっちゃな身体の蜘蛛さんでしたが大きな存在だったんですね。

 

令和三年の夏祭りも前年同様、コロナ渦のために中止となりました。

ただ、全面的に中止ではなく、前年と同様に神社の御神体を近くの公園の野外音楽堂のステージにお祀りし、祭典と奉納演舞だけを行うということになりました。

祭典の参加者は市長・市議関係者・祭りの事務局の方々、加えて各団体から人数を制限して募った踊り手と囃し方のみ。

一般市民の方々にはコロナ感染対策ということで開催の公表を差し控えさせていただき、祭り関係者だけでの祭典でした。

祭り囃子

 

幸いなことに、私も前年同様、囃し方で参加させてもらう事ができました。

祭典はステージ上に居る市長・来賓・事務局の方々の祝辞と続き、次は神主さんによる祝詞です。

私ら踊り手と囃し方はステージ脇でその後に行う奉納演舞の態勢を整えて神妙な面持ちで祝詞を聞いていました。

 

すると、踊り手の一人が小さな声で『ほら!! ほら!!』と言って後ろを指差しているのです。

そっと振り向いてみました。すると私らの後方に大きな虹が架かっているではありませんか!!

しかも、すぐ目の前と言えるほどの近さにです。

 

ところがステージにいる方たちは誰も気づいていない様子でした。

それを良いことに、全員が祭典そっちのけで御神体に尻を向け「こんなに見事な虹は初めて見たよ、きれいだね~!!」。なんとも罰当たりなことを(笑)。

虹

 

その後、私らの奉納演舞も無事に終了。

すると、祭典の終了に合わせたかのように虹も薄くなっていました。

その後、私らは祭典の話はそっちのけで「素晴らしい虹を見させてもらったね~!!(笑顔)」。

令和三年もコロナに振り回された夏でしたが、良い思い出となりました。

 

今になって思うんです。あの時のきれいな虹は、祭りを司る神の「コロナに負けずに頑張るんだよ」といった私らに向けてのメッセージだったのではと。

△ △ △

ふたたび本庄です。

 

昨年の寒くなる前のことですが、ベランダで植物の世話をしていてヤモリを見つけました。ヤモリが家で見つかるのは縁起が良いとされているようです。きっと、「家守」と同じ発音であることが理由なのでしょう。

文中で話題になったクモも縁起が良い生きものとされ、家の中で見つけたクモは殺してはならないという言い伝えがあるようです。今は亡き父がそのようなことを話していたのをかすかに覚えています。

ヤモリ(gekko)

 

下記は、山下さんの前回の文章です。

記事:『迷言?それとも名言?

 

では、今日はこのあたりで

また、お付き合いください。

 

追伸:メールマガジン「神秘学が伝える人生を変えるヒント」に、こちらから登録すると、このブログに掲載される記事を、無料で定期購読することができます(いつでも配信解除できます)。

このページのTOPへ

フェイスブックページ:「あなたの人生を変える方法 - 人生の意味を見出す5つの鍵」

代表:本庄敦(@atsu_hon)のツイート

世界のバラ十字会の活動