投稿日: 2022/10/28

こんにちは、バラ十字会の本庄です。

バラ十字会日本本部代表、本庄のポートレイト

インターネットで調べたところ、北関東と西日本の高地が、今ちょうど紅葉の見頃だとのことです。ちょっと京都にでも旅行と思っているのですが、なかなか仕事の合間を見つけることができません。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今月の初めに、仕事でスウェーデンを旅行してきましたので、撮影してきた写真と一緒に、この地の様子などをご紹介させていただきたいと思います。

旅の目的は、バラ十字会の北欧語圏本部で行われるビジネスミーティングに参加することでした。この本部はスウェーデンの西の海岸にあるオンサラ(Onsala)という町にあります。

オンサラは、デンマークのコペンハーゲンから北に100キロほどの場所で、緯度も60度ぐらいと、たとえば樺太よりもはるかに北にあたります。10月の初めでしたが、朝晩は息が白くなり、すでに冬が始まっている感じでした。また、一日に何度か、強い風が吹くちょっとした嵐が通り過ぎます。

これは幹線道路の看板で、後ろには農場の建物と暗い雲が見えます。嵐がやってくる直前です。

幹線道路の看板(嵐の直前)
幹線道路の看板(嵐の直前)

これは丘から見下ろした北海の海岸です。白い貸別荘の建物と、ヨットハーバーが見えています。夏にはヨットレースの世界的な大会も開かれるとのことですが、秋と冬はほとんど観光客もなく、私が泊まったホテルでも、見かけるのは、企業研修と会議を行っているビジネスマンでした。

オンサラの海岸(北海)
オンサラの海岸(北海)

これはホテルの裏手の丘です。葉はすでにかなり落ち、紅葉の絨毯になっていました。スウェーデンには、この写真のような美しい林や森がたくさんあり、多くの人たちがハイキングを趣味にしています。

オンサラの林
オンサラの林

スウェーデンには、私有地であっても、何も採取せず何も残さなければ、自由にハイキングを行っても良いという国の法律があるそうです。

皆さんはオリエンテーリングという、宝探しとクロスカントリーを兼ねたようなスポーツをご存じでしょうか。自然の中に配置されたチェックポイントという複数の場所を、地図を用いて見つけて巡回し、できるだけ短時間で出発点に戻ってくるという、スウェーデン発祥の競技です。

私も昔、日本で大会に出たことがありますが、世界大会は、北欧や東欧の国で開かれることが多いようです。このように開けた、美しい林で行ったら、何と素晴らしいことでしょうか。

さて、バラ十字会は、「より幸せで有意義な人生を過ごす」お手伝いをするための通信講座教材を、世界中で会員の方々に提供しているのですが、その拠点は、教材の言語ごとに分かれています。

たとえば、板橋にある日本本部の事務所は、フランス語と英語の原本から、日本語の教材を作成し世界中に発送しています。

オンサラにある北欧語圏本部では、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語の教材が作られ発送されています。この3つの言葉は、ある意味では方言のように似ているとはいえ、なかなか大変な翻訳、製作作業であることでしょう。

本部建物はバラ色の壁をした美しい建物でした。写真のように、建物の前の庭には、この3ヵ国の旗が建てられていました。

バラ十字会北欧語圏本部
バラ十字会北欧語圏本部

私が宿泊したのは、オンサラにあるゴットスカールという名のホテルでした。客室は、写真のようなコテージ風の独立した建屋で、受付とレストランのある建物から、歩いて何と10分もかかります。土地ならいくらでもあるという感じなのですね。

ゴッドスカールホテルの客室
ゴッドスカールホテルの客室

ホテルの横には、オンサラで最も大きい小学校があり、広場で子供たちが元気に遊んでいる姿を見ることができました。学校の通路には、子供たちが文字を覚えるための、まるで「虹のヘビ」のようなペイントがありました。

オンサラの小学校の通路の「虹のヘビ」のようなペイント
オンサラの小学校の通路の「虹のヘビ」のようなペイント

スウェーデン語には、アルファベット26文字に加えて、「Å」「Ä」「Ö」があることを、このペイントで私は初めて知りました。

こちらは、数字を覚えるための虹色のイモムシのペイントです。可愛いですね。

オンサラの小学校の通路のイモムシのペイント
オンサラの小学校の通路のイモムシのペイント

こちらは、スウェーデン本部の建物に隣接して建てられている殿堂です。バラ十字会ではヨーロッパの神秘学派の伝統を受け継いでおり、二分二至(春分、秋分、夏至、冬至)の式典や、学習課程の昇級を記念した式典が行われます。この殿堂はそれらに用いられます。

北欧語圏本部の殿堂
北欧語圏本部の殿堂

入り口の右側には、古代エジプトで「生命」を象徴していたアンク(Ankh:輪付き十字)が飾られています。アンクはバラ十字会の伝統でも重要な象徴的意味を保ち続けています。

殿堂の入り口
殿堂の入り口

本部建物の前は美しい庭園になっており、ハスの葉の形をした水盤と池、つるバラのアーチ、バラ十字会の公式旗などがありました。

庭園の水盤と池
庭園の水盤と池
つるバラのアーチ
つるバラのアーチ
バラ十字会の公式旗
バラ十字会の公式旗

これらはすべて、会員のボランティアにより整えられたものです。

こちらは、当会の役員と代表の集合写真です。代表のクラウディオ・マッツッコは後列中央の水色のシャツを着た人、北欧語圏本部の代表リーベ・ソーダルントは、前列の右から二番目です。小職は前列左端で、カメラのリモコンを操作しています。

バラ十字会の役員と各国代表
バラ十字会の役員と各国代表

会議では、各国の現状報告のほか、会員の皆さんに当会をより役立てていただくために、どのようにすれば良いかという方針が話し合われました。

以上、当会の会員でない皆さんにもご興味をお持ちいただけたなら、とても嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 またお付き合いください。

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