以下の記事は、バラ十字会日本本部の季刊雑誌『バラのこころ』の記事を、インターネット上に再掲載したものです。
※ バラ十字会は、宗教や政治のいかなる組織からも独立した歴史ある会員制の哲学団体です。
モントゥエムハットの墓の断片- バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
Fragment of the Tomb of Montuemhat – RC 1580
アッシリアがエジプトを侵略していた時期に、アッシリアの支配者であったモントゥエムハットは、エジプトの首都テーベの事実上の支配者でした。彼の墓の遺物は、世界中に散在しています。この遺物は、さらに2000年前の旧王国時代の作品を手本にして古風な趣に作られたものであり、この断片から、製作した職人の技量の高さを知ることができます。
石灰岩、高さ20 cm 幅 44 cm、古代エジプト第26 王朝期
当会は神秘学の源流が古代エジプトにあると考え、その研究に注力しています。研究拠点のひとつ、米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館は、毎年10万人以上が訪れる人気の観光スポットであり、子供向けの考古学のイベントを開催して、地元の教育にも貢献しています。
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第2号:人間にある2つの性質とバラ十字の象徴、あなたに伝えられる知識はどのように蓄積されたか
第3号:学習の4つの課程とその詳細な内容、古代の神秘学派、当会の研究陣について