先王朝時代の広口の土器 - バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
この広口の土器は中部エジプトナイル川東岸のバダリの遺跡の墓から出土したもので、おそらく穀物を入れて保管するために使用していたものです。この土器の表面には、野生のヤギを襲う狩猟犬の姿が刻まれています。
この広口の土器は中部エジプトナイル川東岸のバダリの遺跡の墓から出土したもので、おそらく穀物を入れて保管するために使用していたものです。この土器の表面には、野生のヤギを襲う狩猟犬の姿が刻まれています。
シストルムは、音楽と美、愛と戦争の女神であるハトル女神(ハトホル)の楽器だとされ、重要な宗教的な式典の一部では、神官が語る言葉に合わせて、巫女が祈りを詠唱し、歌を歌いながらシストルムを鳴らしました。
この古代エジプトの神官の像は、とても美しく、また珍しいものです。この男性は、外見の美と愛をつかさどるハトル女神に仕えた神官であり、メナトと呼ばれる打楽器をかたどった首飾りを身に着けています。
この木製のスプーンはアマルナ時代のもので、ボウルを持つ少女の彫刻が施されています。古代エジプトの人たちは、化粧品の原料や没薬などをすくうためにこのスプーンを用いました。
「館の女主人」という称号の古代エジプトの女性タフレの木棺の東側には、顔料で塗装され、ヒエログリフで文章が書き込まれたカーの扉が取り付けられています。この扉の意味には、当時の人の死についての考え方がよく表れています。