取締隊長のレリーフ - バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
この石碑は、神殿に奉納するために、テーベ近くの都市アビドスの港の取締隊長であったヘリ・ホルの依頼によって、公共の寄付で作られたものです。巡礼の町であったアビドスは、とても賑やかな場所でした。
この石碑は、神殿に奉納するために、テーベ近くの都市アビドスの港の取締隊長であったヘリ・ホルの依頼によって、公共の寄付で作られたものです。巡礼の町であったアビドスは、とても賑やかな場所でした。
捧げ扉とは墓の祭壇のことで、家族が故人に葬儀の供物を届けるための扉でした。この扉はエジプト第5王朝期のヘヌティ家の婦人の墓のためのものですが、女性の像には古代に変更が加えられたように見えます。
メセフティ家の女主人の棺には、食事のテーブルや供物、死後の彼女を支援する神と女神の名前が描かれています。この面には毎朝太陽が昇るのを見るための目が描かれているため、棺の東側であることがわかります。
新王国第18王朝期からローマ時代までの、音楽にまつわる3つの遺物が紹介されます。
シストルムと呼ばれる打楽器を持つ女性が描かれたレリーフ、シストルムの持ち手の飾り、ローマ時代の青銅製のシストルムです。
トート神は古代エジプトのあらゆる場所で信仰されていましたが、トキかヒヒの頭をした人間の姿として表されていました。この2つの動物は学問の神の代理だとされ、トキとヒヒのミイラも作られていました。