投稿日: 2021/12/02
最終更新日: 2022/08/08

闇を照らし、希望をともす炎の光

なごや国際交流団体協議会 理事 山田 祥人 様

かつて私たち人類は、森の木立で雨や夜をやり過ごしていました。その後、長い歳月を経て、必要な安全と快適な住居を得て、火のそばにいられるようになった時、人の心には大きな変化が起こったと言われています。その変化とは何でしょうか?私たちは、五感を使って周囲を警戒することから解放されて、別の感覚に意識をたっぷりと集中することができるようになりました。やがてその感覚は、もう一つの炎を意識するようになります。燃え尽きることがなく、時とともにさらに燃え盛る炎。私たちは今日それを「美徳」と呼んでいます。愛に始まり、寛容、忍耐、正直、思いやり……。

これらの美徳から発した行ないを、五感でとらえることはできますが、その本質を、五感で直接とらえることはできません。また、「美徳」という言葉はひとつでも、その内容や思いは、人の数だけあります。バラ十字会AMORCの教育システムは、ひとりひとりの中で、この炎が、確かに燃え続けることを助けてくれます。闇を照らし、希望をともすこの炎を、ますます確かなものにしてみましょう。国際社会や異文化社会が身近になった昨今では、このことは、さらに強く求められているのです。

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