こんにちは。バラ十字会の本庄です。
東京板橋では、昨日今日と雲ひとつない晴天が続いています。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は、山形に住んでいる、お祭りとジャズが三度の飯よりも好きだという、私の友人から『言葉のおもちゃ箱』という本についての寄稿がありましたので、ご紹介します。
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記事:『言葉のおもちゃ箱』
新聞の広告欄で、ちょっと気になる本を見つけました。
タイトルが『言葉のおもちゃ箱』とあります。
もしかしてと思い作者名を見ますとやはり『伊奈かっぺい』とあります。
これは買わねばならぬとばかりに行きつけの本屋さんに直行。店員の方に聞いてみると『在庫はありません』のひとこと。
天下の朝日新聞の広告欄に載った本の在庫がありませんとは何事かと言いたいところでしたが…(怒るよ!!)取り寄せてもらうことにしました。
そして数日後に入手。
ここで、かっぺいさんのプロフィールを簡単に。
1947年青森県弘前市の生まれ。本名、佐藤元伸。青森を拠点に、放言詩、エッセイ、作詞、イラストを手がけるマルチタレントとなっています。
さて、肝心の内容ですが“本の帯”に書かれたひとことが楽しく教えてくれています。
『たまらんなあ-気分も貯金も』。さらに本編には、
『何を忘れたかを忘れたくらいの忘れかたが素晴らしい』、『暇つぶしの忙しさの楽しかったこと』。
前書きと後書きを除いた全ページがこういったジョークとそれに関したエッセイで埋め尽くされています(とにかく笑えます)。まさに、言葉のおもちゃ箱です。
こう言ったジョークは、
何となく閃くこともあるのだそうですが、各種辞典(国語・漢和・ことわざ辞典)、さらに広辞苑などをめくって、同音異義語などを探しだしアイデアをひねり出すのだそうです。
そこで、広辞苑に関してですが。別の本の中で、かっぺいさんが面白いことを言っていました。
普通一般に使われている名称なのに、今までに編纂されたどの広辞苑にも載ったことがない名称があるのだそうです。
皆さん、お分かりでしょうか、答えは『広辞苑』だそうです(笑)。
かっぺいさん曰く、『“この本”で良いんでない』だそうです(笑)。
最後は、ちょっと真面目なジョークで締めましょう。
『手を洗え手を洗えにそろそろ足を洗いたい』
一日でも早く、コロナ禍が治まってもらいたいものですね。
おまけの話をもう一つ。
かっぺいさんは色紙を渡されて『何か一言、書いてもらえませんか』と頼まれると、“ひと言”とだけ書くのだそうです。
ジョークにジョークを塗り重ねた様な、ひねり廻したジョークですよね~。
これって笑って良いのでしょうか(笑)。
△ △ △
ふたたび本庄です。
何十年か前のことです。テレビでインタビューアーの人が、道を歩いている外国の観光客の方に、「知っている日本語のジョークを教えてください」と質問したのです。
「アルミ缶の上にあるミカン」と即答されて、絶句していました。
今ではよく知られたダジャレになっているようですが、このときは私も初めて聞いたジョークだったので、びっくりしました。
下記は、山下さんの前回の文章です。
では、今日はこのあたりで また、お付き合いください。
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