コプトの織物の切れ端 - バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
コプトという言葉は、エジプト人を指すギリシャ語に由来しますが、主にエジプトとエチオピアに住むキリスト教徒のことを意味します。この遺物は、西暦4~6世紀に、コプトの聖職者が礼服の前側に垂れ下がるように着用していた布です。
コプトという言葉は、エジプト人を指すギリシャ語に由来しますが、主にエジプトとエチオピアに住むキリスト教徒のことを意味します。この遺物は、西暦4~6世紀に、コプトの聖職者が礼服の前側に垂れ下がるように着用していた布です。
アマルナ時代の壺、バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから。この壺には、古代エジプトのアマルナ時代に流行していた、安定を象徴するデジェド柱、権力を象徴するウアスの杖、生命を象徴するアンクなどの図案が描かれています。
カートネッジとは、エジプト新王国時代に用いられた棺の作成技法です。このカートネッジの棺の破片には、神々が並んで描かれ、亡くなった人を守り讃えています。この遺物には美しい彩色が、あせることなく残されています。
古代エジプトの墓には壁画が描かれていましたが、それは単なる芸術ではありませんでした。それは実際に働く装置のようなものであり、死者が安全に旅をして天国に入れるようにするための計画または指示のようなものだったのです。
古代ギリシャがローマに制圧され属領となっていた時代には、エジプトの神々に結びつけられた動物の崇拝が、盛んにおこなわれていました。神を讃えるために、神殿を巡礼した人たちが、鷹、猫、ワニといったさまざまな種類の動物のミイラを奉納していたのです…