Coptic Textile Fragments – RC 2267, 2292

コプトの聖職者が礼服の前側に垂れ下がるように着用していた布

コプトという言葉は、エジプト人を指すギリシャ語に由来しますが、主にエジプトとエチオピアに住むキリスト教徒のことを意味します。この遺物は、西暦4~6世紀に、コプトの聖職者が礼服の前側に垂れ下がるように着用していた布です。

写真上部の大きい方の切れ端は、礼服の前側に垂直に垂れ下がるようにして用いていた布です。中央の列には聖人たちの姿が描かれており、両腕を上げていることで、礼拝中であることが示されています。周囲に描かれている動物は、その聖人が誰であるかを表しています。写真下部の小さい方の切れ端の花模様の中には、十字が隠されるように描かれています。

亜麻糸と羊毛製、最長部30cm、西暦4~6世紀、エジプト中東部アクミーム(Akhmim)出土

米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館は、毎年10万人以上が訪れる人気の観光スポットです。また、子供向けの考古学のイベントを開催して、地元の教育に貢献しています。

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