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自由意志がもたらす幸運と不幸

2015年4月17日


 

こんにちは。バラ十字会日本本部の本庄です。こちら東京板橋では、朝晩もとても暖かくなりました。冬物をすっかり片付けました。

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、私たちの祖先の原始人が、自然の驚異に対してとても無力だった頃に生じた考えが、現代人にもいまだに影響していて、自分のことを自由意志のないあやつり人形のようだと考えてしまう場合があるということを、2ヵ月ほど前の記事でご紹介させていただきました。

(こちらでお読みいただくことができます↓)。

http://www.amorc.jp/blog/?p=591

自由意志は、私たちの人生の根本にかかわることであり、時間をとって思索をめぐらせる価値があるテーマだと思います。

フランス本部代表のセルジュ・ツーサンが、自身のブログで自由意志について書いていますので、今回はそ+のご紹介をさせていただきたいと思います。

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自由意志について
A propos du libre arbitre

バラ十字会AMORCフランス語圏本部代表セルジュ・ツーサン

Serge Toussaint

セルジュ・トゥーサン
バラ十字会AMORCフランス本部代表

バラ十字哲学の観点からいうと、動物と人間の基本的な違いは、自由意志を持っているかどうかにあります。

自由意志とは、自分の必要や望みやあこがれに従って、さまざま選択を行い、自分の進路を決めていく能力のことです。

そして自己意識があるということ、つまり自分という存在を自覚していることは、自由意志と密接な関係があります。

なぜなら、思考と思考に関連するさまざまな心の働き、つまり、記憶、推論、分析、概念化、抽象化、想像などは、自己意識から必然的に生じるのですが、自由意志はこれらの心の働きに支えられているからです。

これらの心の働きによって、私たちひとりひとりは、他の人と独立した個人になっており、自由意志を用いることができます。

そして、日々の生活で自由意志をどのように用いているかによって、個々の人生で経験する事柄が大きく左右されます。

分かれ道で考えている人

 

もし時間を取って考えてくださるならば、私たちは毎日、自分や家族や職場や地域に必然的に影響するような、さまざまな選択を、日々行うことを強いられているということに同意していただけると思います。

そのような決断のいくつかは、比較的重要度の低いものであるかも知れませんが、人生の進路に決定的で重要な影響を及ぼすものもたくさんあります。

今後への影響という観点から見ると、日々の選択には、さまざまな性質や影響度のものがあります。

しかし、そのいずれからも、喜びと悲しみ、安心と苦悩、幸せと不幸、そして何よりも、良心の満足と罪悪感が生じます。

 

このような良心の満足と罪悪感は、善悪についての考え方と深い関係があります。

もちろん、善悪の観念には、ある程度のあいまいさがあります。教育や文化や宗教信仰や政治思想などの違いによって、ある人が善だと考えることを、他の人は悪だと考えることがあるからです。

しかし、基本的に善良な行為だと考えられるものと、根本的に間違っている行為というものがあるということが、否定できないのは確かなことです。

寛大さ、親切、度量の広さ、友愛、友情、慈悲、愛などの人間の優れた性質に基づくあらゆる行いは、善良な行為に分類することができ、嫉妬心、むさぼり、利己心、恨み、不寛容、憎しみなどから生じた行動は、間違った悪い行為に分類することができます。

そして、あらゆる人が本来はこの2つを見分けることができます。

能の役者と善悪の二面

 

自由意志とは、「善と悪から、いずれかを選ぶ能力」であると通常定義されます。

しかし、以上のように考えると、自由意志とは、基本的に善である行いと根本的に悪である行いを区別するだけでなく、さらに、そしておそらく何よりも重要なことに、悪ではなく善を選ぶ能力にあたると言うことができます。

私の意見では、ガイドのようなこの能力が人間の中に存在しているということは、私たちに魂があり、魂が善良な性質であり、間違った行いに対して魂が警告を発してくれるということの証拠です。

 

この観点から見ると、自由意志は、私たちの中に魂が存在することから生じています。

日常的な意味では、自由意志とは、善というものにできれば合致するように行動の選択を行う、単なる能力にあたります。

しかし、神秘学的な意味で言うと、自由意志とは、一回の人生という範囲を超えて継続する私たちの心の進歩のための基礎となる要素です。

自由意志を日々どのように用いているかという短期と長期にわたる積み重ねが、私たちの運命を定めています。

この運命とは具体的には、自身がどのような幸運や不幸を今後体験するかということにあたります。

そのため、バラ十字会の提供している教育コースで学んでいる人たちの多くは、自由意志をできるかぎり最善の方法で用いることに、少なからぬ努力を傾けています。

 

バラ十字会AMORCフランス本部代表
セルジュ・ツーサン

 

著者セルジュ・ツーサンについて

1956年8月3日生まれ。ノルマンディー出身。多数の本と月間2万人の読者がいる人気ブログ(www.blog-rose-croix.fr)の著者であり、環境保護、動物愛護、人間尊重の精神の普及に力を尽している。

 

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いかがでしたでしょうか。あなたの思索のきっかけにしていただければ、心から嬉しく思います。

ではまた

 

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