熟睡する方法【睡眠の質を向上させれば人生が変わる】

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あなたは、熟睡できていますか?
人生における幸福感や健康に関する不満の75%は、熟睡できないことに関連しています。
最近では多くの人が、眠るのに十分なほど疲れて寝床に入っても興奮を静めることができなかったり、寝入ることができなかったり、本当にリラックスして心安らかな状態で睡眠を取ることができないでいるようです。
この文章では、熟睡する方法についてご紹介します。

熟睡できないわけ

私たちが過ごしているめまぐるしい日常生活では、あらゆる刺激が身の回りに存在していますし、押し寄せる用事に追い立てられています。
これが理由で、睡眠をとることが不可能なほど、神経が疲れ切ってしまっているのです。
しかし一方で睡眠は、健康にとって必要不可欠であり極めて重要なので、十分な睡眠を取るためには、可能な限りあらゆる手を尽くす必要があります。
また、深い睡眠に入り、それをしばらくの間保つことができれば、睡眠の時間はそれほど重要ではないことが知られています。
2~3時間の深い睡眠の方が、より多くの休息と回復を与えてくれる

トーマス・エジソンや多くの著名人は、2~3時間の深い睡眠の方が8~10時間の不完全な睡眠よりも多くの休息と回復を与えてくれることを見いだしていました。
眠れないときあなたはどんな状態ですか?
イライラしてしまったり…
羊を数えてはいませんか?
どちらも正しい状態とは言えません。
眠りに就くときには、眠ろうと考えないようにするべきです。
ヒツジを数えるのではなく、何らかの精神活動がリラックスを妨げているのであり、そのために眠りが妨げられているのだという事実を理解すべきなのです。
眠りに就くときには、眠ろうと考えないようにします

つまり、できる限りすべてを放棄する態度を作り上げて、眠りに身を委ねます。
「もしも」とか「それから」とかを、一切考えずに眠ります。
眠れない人々のほとんどが、何かしらの思い込みをして横になっているのではないのでしょうか。
たとえば、
・眠りにつこうとする時間が苦痛の時間になると考えてしまったり
・最初から眠れないとイライラして心配したり
・決して十分にはリラックスできない
と思い込んでしまうのです。
そもそも、睡眠とは何でしょうか?

改めて考えてみましょう。
睡眠とは、
客観的な能力のすべて、または大部分が不活発になっているか、あるいは一時的に停止している状態です。
客観的な能力とは、
見たり、
聞いたり、
肌触りを感じたり、
味や匂いを感じたりする、
五感のことです。
この5つの能力のいずれかひとつでも活発であると、完璧な睡眠を取ることができません。
1つの能力が活動中の場合は、5分の4の部分だけが休息している状態にあたります。
2つの能力が活動中の場合は、5分の3の部分だけが休息している状態であり。
3つの能力が活動中であれば、5分の2の部分だけが休息している状態であり、浅い睡眠を取ることさえも、ほとんど不可能になります。
眠りに就くために横になって目を閉じるだけでは、客観的な活動の5分の1を遮断するにすぎず、熟睡した状態を実現するには不十分です。
窓を閉めドアを閉めてすべての音をさえぎったとしても、真の睡眠状態に入るには十分ではありません。
睡眠状態に入るためには触覚という感覚をオフにしましょう

自分がベッドに当たっていると感じたり、自分の呼吸を感じることなどがあると、熟睡した状態に入ることはできません。
眼を閉じて静かな部屋にいるにも関わらず、大部分の人を眠れなくしている原因は、この触覚という感覚です。
完全にリラックスして触覚という意識を閉ざすだけで、本物の睡眠が始まり、他の能力が働かなくなることが助けられます。
睡眠という現象はとても奥深いテーマです

最も早く眠る方法は、快適な状態で座ったり横になったりしたら、ただちに知覚する自己の全体を放棄して、潜在意識にゆだねることです。
そのためには、意志の力を用いて、感覚器官の働きと知覚の働きをしっかりと停止して遮断し、数分の間全世界を忘れるようにします。
ベッドに入ったら、客観的な意識を閉じて眠ります。
…
ぜひ試してみてください。
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