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宇宙という名の楽器(その1)

2017年1月13日


 

こんにちは。バラ十字会の本庄です。

 

東京板橋は晴天が続いていますが、朝がとくにしんしんと冷え、顔を洗う水が冷たく感じます。

そちらはいかがでしょうか。

 

このブログも今回が138回目と、始めてから早くも2年半になりました。私の話ばかりが続いて、退屈されている方がいらっしゃるといけないと思い、親しい会員の方々に、何か書いてくれませんかとお願いをしました。

そして、山形にお住まいの、地元のお祭りが三度の飯よりも好きという当会の理事の方から、音楽についての文章をお寄せいただきました。

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『宇宙という名の楽器』【その1】

バラ十字会日本本部AMORC 理事 山下勝悦

バラ十字会日本本部AMORC 理事 山下 勝悦

 

つい先日、寄稿の依頼の声掛けをいただきました。直ぐに『はい!!』と二つ返事で引き受けたものの、それではテーマは何にしようか?

その時、突然頭に浮かんだのが『民族音楽(楽器)と西洋音楽12音階』という言葉です。一瞬『ん?何故こんな言葉が浮かんできたのか……?』と思いました。しかし、その時は深く考えずに行動を開始。

 

さて、音楽における音階の概念を考え出したのは哲学者ピタゴラスと言われています。このことに関しての大体の話は知っていましたが、もっと詳しく調べてみようと図書館に直行。

 

ピタゴラスに関しての本でしたら哲学のコーナーなのでしょうが……。つい何時もの習慣(?)で足は音楽のコーナーに……。そこでふと目に留まったのが『音楽と人間と宇宙』という本です。次の瞬間『これは使える!!』と判断。早速に借り受け読んでみました。

すると『な、何だ、これは!?』といった内容でした。タイトル通りと言えばそうでしょうが、音楽を宇宙論で解釈しようというのです。宇宙物理学者の説によれば宇宙はそれ自体が音楽を奏でているというのです(宇宙自体が巨大な楽器?)。これは古代ギリシャ人が天球の音楽と呼んだもので現代では『ひも理論における振動についての仮定』となるのだそうです。

 

そこで又も図書館に直行。早速にひも理論の解説書を読みまくりましたが、いかんせんアナログ世代の私には中々理解出来ません。

元々の最初の目的は民族音楽と西洋音楽という似て非なるもの(非て似なる?)を一つの土俵でぶつけ合わせてみようと思ったのですが、事態は思わぬ方法に暴走(?)してしまった様です。

 

正に出口の無い迷路に迷い込んこんでしまった心境です。こうなったなら無理やり宇宙論をも巻き込んで元々のテーマに軌道修正と行こうと思います。さて、これからどうなるものやら、私にも分かりません。

* * *

それでは、宇宙を音楽を奏でる巨大な楽器と解釈することにして先に進みましょう。バラ十字哲学の基本原理に『上のように下にも』という言葉が有ります。

参考記事:『エメラルド・タブレットとは

 

これを人間に当てはめますと、人間は大宇宙に対して小宇宙、つまり人間は宇宙の原理法則が凝縮された活きる存在となります。そう考えますと宇宙に内在する音楽情報のすべてが、人間の内部にも存在することになります。

 

さて、それを念頭に置き西洋音楽(現代音楽)の話題に移りましょう。西洋音楽はド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シの12種類の音、さらにA=440ヘルツを基準音、つまりピアノ鍵盤中央のラの音を440ヘルツに調律するのが世界基準となっています。

ところがモーツァルトが活躍していた頃の時代の基準音は今より半音位低かったと言われています。実は、その頃基準音の楽器として使われていたチェンバロのラ音をA=440ヘルツに調律しようとすると音源のスチール弦が切れてしまう(当時のスチール弦の耐久性に問題があったため)危険性があったからだそうです(一説です、他の理由もあったと思います)。

 

現代では441ヘルツあるいはもう少し上を基準音としているオーケストラも存在します。その訳は440ヘルツより少し音程を上げれば華やかな響きとなるからだそうです(現代人の好みの変化なのでしょうか?)。それでは440ヘルツに関しての話題をもうひとつ、人間の新生児の産声は440ヘルツの音程とか……。(続く)

△ △ △

「オギャー、オギャー」がラ音だとは驚きですね。たまたま今日の朝のニュースで、秋田の「なまはげ」の話題が紹介されていました。なまはげと赤ちゃんがいれば、オーケストラの音合わせができますね(できません!)。

 

次回は、バラ十字会のフランス代表の方のブログからの記事をお届けしたく思います。来週もお付き合いいただければ嬉しく思います。

ではまた。

 

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