以下の記事は、バラ十字会日本本部の季刊雑誌『バラのこころ』の記事を、インターネット上に再掲載したものです。
※ バラ十字会は、宗教や政治のいかなる組織からも独立した歴史ある会員制の哲学団体です。

タ・ディ・ナ・ネフェルの棺- バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
Coffin of Ta-Di-Na-Nefer – RC 2186


この棺はプトレマイオス朝の時代のもので、顔の色や耳の形など、いくぶんギリシャ風の雰囲気を持った姿に特徴があります。この棺に納められた人は、タ・ディ・ナ・ネフェルという名の女性で、この名は「彼女は美しさを与えられた」と訳されます。この女性には、「館の女主人」(Lady of the House)という古代エジプトの名誉ある称号もあります。
プトレマイオス朝時代、木製、彩色、高さ172cm
当会は神秘学の源流が古代エジプトにあると考え、その研究に注力しています。研究拠点のひとつ、米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館は、毎年10万人以上が訪れる人気の観光スポットであり、子供向けの考古学のイベントを開催して、地元の教育にも貢献しています。

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第2号:人間にある2つの性質とバラ十字の象徴、あなたに伝えられる知識はどのように蓄積されたか
第3号:学習の4つの課程とその詳細な内容、古代の神秘学派、当会の研究陣について