以下の記事は、バラ十字会日本本部の季刊雑誌『バラのこころ』の記事を、インターネット上に再掲載したものです。
※ バラ十字会は、宗教や政治のいかなる組織からも独立した歴史ある会員制の哲学団体です。
アモン神に仕えた歌姫の記念碑- バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから
Stele of a Songstress of Amun – RC 1606
この記念碑に描かれている「館の女主人」(Lady of the House)は、神殿の音楽家でもありました。この木製の立派な記念碑からは、古代エジプトの社会において、女性の評価や地位がいかに高かったのかがわかります。この記念碑に、この女性の夫の名前は記されていませんが、両親の名前が記されています。
アモン(アメン)神は、もともとはテーベの守護神でしたが、後に太陽神ラーと同一視され「アモン・ラー」と呼ばれるようになりました。
木製・彩色、高さ41cm、古代エジプト第26王朝期
当会は神秘学の源流が古代エジプトにあると考え、その研究に注力しています。研究拠点のひとつ、米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるバラ十字古代エジプト博物館は、毎年10万人以上が訪れる人気の観光スポットであり、子供向けの考古学のイベントを開催して、地元の教育にも貢献しています。
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第1号:内面の進歩を加速する神秘学とは、人生の神秘を実感する5つの実習
第2号:人間にある2つの性質とバラ十字の象徴、あなたに伝えられる知識はどのように蓄積されたか
第3号:学習の4つの課程とその詳細な内容、古代の神秘学派、当会の研究陣について